■絵本『ぼくのこえがきこえますか』

田島征三・作 

新着絵本、ずっと気になっていた本だった。

今日図書館で見た。

冒頭、1ページ目から涙がこみあげてきた。

極太ゴシックの書体に筆致のハッキリ残るアクリル絵の具の迫力と短い文章は端的にストレートに心に入ってくる。

「戦争」という人間の行為の無意味さ、惨さ、慟哭の悲しみ。

これは、人間の問題、国同士の問題ではない。

日本、中国、韓国共同の平和絵本です。

「ぼくは50年間、この絵本をつくるためにここまで歩いてきたんだ」という作者のことばは「人は何が一番大切か」をずっと見続けてきた証だと思う。私も表現する仕事人の端くれ、どんな立場に置かれようとも「何が一番大切か」自分の考え、生き方揺るがすまじだ。